渋谷書店ドットコムの思い出/作品の探し方/逮捕~閉店の真相(noindex)

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渋谷書店の探し方

懐かしのアダルトDVDメーカー「渋谷書店」。ファンの間で「渋書」とも呼ばれ親しまれた作品たちは今どこに? ― 無修正だった全盛期の名作を手に入れたくてネットを徘徊しても、全く出てこないですね。せめて当時の流れをくむ作品がその後作られてないかと探してみたのですが、中古市場で取引されている作品のパッケージは「渋谷書店.com」「渋谷書店」「渋谷プラス」「渋書コンテンツ」など色々なレーベルがあって、どれも無修正ではない様子。ワケが分からなくなってきました。

ということで、渋谷書店の名作ビデオの内容、無修正作品の探し方について、さらに発売禁止~逮捕~閉店という経緯について調査した内容を記します。

目次

昔ハマっていた、渋谷書店の無修正ビデオ

渋谷書店「無毛少〇生撮専科 08」(久保田かな)

「無毛少〇生撮専科 08」より

渋書作品といえば

渋谷書店の作品といえば、無毛少〇生撮専科編に代表されるような、パイパンの女優さんがメルヘンチックな音楽とともに、時にはアンニュイな雰囲気で織りなすイメージビデオという印象が、個人的には強いです。

具のところだけを数センチほどのテープや葉っぱで隠すという「自主規制」は貫いていて、スジは丸出し状態。男性との絡みもなく、視聴者に話しかけてくれるシーンもある完全主観の作品は、まさに夢の世界でした。

百人町の住所(新宿区百人町1-22-19)が記載されていたり、作品番号が「SHIB-×××」とか、妙に記憶に残ってるんですよね。

制作と販売が行われていたのは、推定ですが、2000年~2016年くらいだと思われます。そして、これら伝説の作品は初期にビデオで発売され、その一部だけがDVD化されていたようです。

「無毛少〇生撮専科 01」より

主なシリーズと代表的な作品

主なシリーズ代表的な作品(出演)
渋谷書店 無毛少〇生撮専科編無毛少〇生撮専科 01(立花麻里華)
渋谷書店 いも〇と物語編いも〇と物語 04 ~みゆき~(中山みゆき)
渋谷書店 封印伝説 妖精の小部屋編封印伝説 妖精の小部屋 09(後藤まほ)
渋谷書店 見せてあげる…はじめての裸シリーズ見せてあげる…はじめての裸 01(山中なつみ)
渋谷書店 せきらら少〇白書シリーズせきらら少〇白書 裸の授業編 07(久保田かな)
渋谷書店 美少〇映像集シリーズ美少〇映像集 White 第1章(北嶋ともみ)
渋谷書店 ちょっと前まで現役〇校生ちょっと前まで現役〇校生 02(葉月しずか)
PP-Wish PINK Label平成生スジ女学園 エロスジグラドル編(赤石えみり)
PP-Wish ORANGE Label平成生スジ女学園 ギリギリ激写編(桐原ルイ)
PP-Wish RED Labelこれ以上できない(麻生ちあき)
PP-Wish BLUE Labelここまでしちゃった(横山ひな)

渋谷書店の伝説を作った全盛期の作品を手に入れる方法

いちごキャンディの会員になる

発売禁止・廃盤など入手困難な激レア作品(AV、ア〇ドル動画)3000本以上を閲覧&ダウンロード可能な会員制海外サイト。海外といっても会員は日本人ばかりでサポートもしっかりしてる。ダウンロードした動画は退会後も永久に見ることができるので、お宝作品を自分だけのものにできるメリットは絶大。

いちごキャンディで渋谷書店の名作を探す方法

いちごキャンディの検索窓で「渋谷書店」と入力しても、出てくるのは「極スジDELUXEシリーズ」という後期の作品だけです。こちらも大変魅力的な作品で筆者も1枚DVDを所有しておりますが、極薄のモザイクが入ってます。

全盛期の名作と言われる、初期のモザイクがない作品は「渋〇書店」と入力して検索してください。前述のシリーズ作がずらりと70作以上出てきます。各作品の紹介ページに飛べば、入会しなくても、10枚以上のサンプル画像を拝むことができますので、無修正であることを確かめてください。

いちごキャンディ公式サイト

ヤフオクなどのオークションサイトでは出品されない?

ときどき作品名でGoogle検索してるのですが、前述の伝説作品はまだ目にしたことがありません。やはり無修正だから出品できない(削除される)のでしょうか?
ヤフオクや駿河屋をときどき覗きに行くのですが、気が付いたら別の作品を入札していた(またはカゴに入れてた)ってことがあります。

渋谷書店.com(渋谷書店ドットコム)以外の作品はどうなの?

本家の「渋谷書店.com」以外にも、その閉鎖後に誕生したと思われる「渋谷書店らしきレーベル」は中古市場に数種類あって、どれがその流れをくむ正当な後継レーベルなのか?ここはハッキリさせたいところなので、実際にヤフオクで落札したり駿河屋で購入したりして確かめました。

渋谷書店.com

製品のパッケージには「企画・制作 渋谷書店.com」と記載。渋谷書店がウェブで販売していたころの名称、ロゴもそのままで、所在地は「新宿区百人町1-22-19」と記されてます。こちらが元祖で間違いなさそうです。

中古市場で流通してる作品に関しては、元祖の持つメルヘンチックなムードは感じられませんでしたが、パイパンとスジにこだわった作風は受け継がれているように思えました!

渋谷書店.com 極スジdeluxe相川美佳パッケージ表
渋谷書店.com 極スジdeluxe相川美佳パッケージ裏
渋谷書店.com 極スジdeluxe相川美佳DVD
渋谷書店.com 極スジdeluxe相川美佳パッケージ拡大

筆者所有の「極スジdeluxe 相川美佳」

なお、URL( http://shibuyashoten.com )も記載されてたのでアクセスしてみたら、「ウイルスに感染しました!」という恐ろしい画面が現れました。私は何度もやらかしてる経験があるので大丈夫でしたが、一般の方はご注意ください。
会社の閉鎖とともにドメインも手放し、誰かの手に渡ったようですね。

渋谷書店(渋谷プラス)

製品のパッケージには「美少〇専門 渋谷書店」と記載。その下に小さく「企画・制作 渋谷プラス」と記載されてます。URL( http://shibuyashoten.net )も記載されてましたがアクセスできず、調べてみたらドメインは手放された状態でした。
すべての作品を見たわけではありませんが、男性との絡みがあるふつうのAV作品でしたので、「美少〇専門 渋谷書店」というのは名前だけで、元祖とは関係ないようです。

渋谷プラス「優等生(森山あい)」のパッケージ表面
渋谷プラス「優等生(森山あい)」のパッケージ裏面

筆者所有の「優等生(森山あい)」

渋書コンテンツ

こちらは元祖の名作を総集編にしたり修正を施したりのリメイク版で、渋書ファンにとっては大変ありがたい存在ですが、入手できるのは中古市場だけです。

法外な値段がついているわけではありませんが、ダウンロードだけ、またはレンタルでもいいという方は動画サイトにアップされているのでご覧になってみてください。サンプル動画なら無料で見ることもできますよ。

渋書コンテンツのパッケージ裏書

渋谷書店の逮捕~閉店について

検索すると「渋谷書店 逮捕」といったワードも散見されますが、公式に発表されたニュース記事は見当たりませんでした。しかし、NGO団体「ヒューマンライツ・ナウ」の報告書から以下の内容が確認できました。断定はできませんが、渋谷書店の逮捕というウワサは、たぶんこのことだと思われます。

~さらに、2016 年 6 月 4 日には、警視庁生活安全部保安課が、わいせつ電磁的記録媒体頒布 容疑などで、DVD 製作販売「エスコム」社長を逮捕。同課によると、同社は主に面積の小 さい水着などを着用する「着エロ」と呼ばれるジャンルのイメージ・ビデオを制作し、運 営する通販サイト「渋谷書店.com」などで販売したことが立件された。薄い下着やラ ップ越しに性器を映すなどのわいせつな映像があったとされる。

引用:https://hrn.or.jp/activity_statement/8307/

渋谷書店の閉店とほぼ同じタイミング

このDVD 製作販売「エスコム」という会社を調べたのですが、所在地が商品パッケージの記載と同じ新宿区百人町1丁目だったので渋谷書店の本体だと思われます。

そしてこの逮捕が行われた時期と、渋谷書店.comのウェブサイトが閲覧できなくなった時期がほぼ重なっております。

結論を言うと、現在の「渋書」の動向は不明です。 ウェブサイトの閉鎖は、事実上の閉店といっていいでしょう。

新作が出ていないのは確かで、サイトや公式の発表も見つかりません。中古市場ではまだパッケージが出回っているので、完全に忘れ去られたわけではないけれど、レーベルとしては事実上活動を停止していると考えるのが自然かなと。

覚悟とともにギリギリを攻めたビジュアルアート

VISUAL ART(ビジュアルアート)

VISUAL ART(長谷川愛莉)

VISUAL ART(ビジュアルアート)二宮なぎさ

VISUAL ART(二宮なぎさ)

別の情報(出典不明)によれば、容疑の対象となったのは、「VISUAL ART(ビジュアルアート)」というシリーズで、作品の概要には『女性の中でも特に美しいとされる「少〇性」をもったモデルのオールヌードを対象に、一切の加工を施さずアート作品としてご提供いたします』とあります。アート作品として制作されたものであれば、わいせつという判断が正しかったのかという疑問もわいてきますが、覚悟とともにギリギリを攻めたのでしょう。

渋谷書店の制作理念を貫いた姿勢にはファンの一人として敬意を表したいです。

渋谷書店 名作レビュー集

さいごに

正直、あの頃の渋書のDVDは自分にとって「隠れた宝物」みたいな存在でした。今になって振り返ると、演出やテイストは独特で、他のメーカーにはない味があったと思います。

だからこそ「渋書は今どうしてるんだろう?」と気になって調べてみたんですが…どうやら完全に姿を消してしまったようです。調べていくほどに、なんとも寂しい気持ちになりました。

またどこかで「渋書」の系譜を受け継ぐような作品に出会えたら嬉しい。そんなことを願いつつ、今日はこのへんで。

※この記事はあくまで個人の調査・感想まとめです。誤りがあれば教えてください。

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